\大切な人への贈り物は BECOS(べコス) で/
こんにちは Jin(@Jin_talk38)です。
今回は、EasyThreed x1 の印刷方法について解説をします。
用意していただくものは以下の通りです。
- パソコン(Windows、Macどちらでも可)
- 3Dプリンター
- microSDカード(製品に同梱されているもの)
- フィラメント(製品に同梱されているものか追加で購入したもの)
手順を説明していく上で 3Dプリンターの各パーツの名称を覚えておいてください。
microSDから印刷したい 3Dデータを選択する
製品に同梱されている microSDを直接またはカードリーダーを介してパソコンに差します。
いくつかあるファイルの中から今回は「rocket.gcode」だけを一番上の階層に残して、それ以外は別のフォルダに移動します。
microSDをコントロールボックスに差して電源ON
microSDをコントロールボックスの差込口にグッと差します。
この製品は電源スイッチが無いので ACアダプターをコンセントに差すことで電源が入ります。
レベリングを行う(超重要)
ここで急に専門用語が出てきますが要はノズルとプラットフォームの隙間を調整することです。
この調整を正しく行えるかで印刷の良し悪しが変わってきます。
まずはコントロールボックスに配置されているボタンについて説明します。
- ノズルをプラットフォームに接地させる
- フィラメントを取り出す
- フィラメントを取り込む
- 印刷実行(実行中に押すと停止)、2秒押すとノズルが上がる
電源が入ったら下の図のように手動(力技)でノズルを右端にプラットフォームを下まで寄せます。
コントロールボックスの①のボタンを押します。するとノズルがプラットフォームに接地します。
ノズルとプラットフォームの間に A4用紙程度の厚みの紙をはさみます。
紙を引っ張ったときに少し抵抗を感じるようにプラットフォーム調整用ネジを回して調整します。
最初はコツがつかめないと思いますがなんとなくで良いです。
その手順を各角(①〜④)で繰り返します。
フィラメントをプリンターヘッドに取り込む
その前に④のボタンを2秒押してノズルを上にあげましょう。
これをやる理由は、3Dプリンターはノズルを熱く(180℃以上)してフィラメントを溶かして印刷するのでノズルとプラットフォームが接地した状態でフィラメントを取り込むとプラットフォームが溶けてしまい少し悲しくなるからです。
では、下図のようにプリンターヘッドにフィラメントを差し込みます。
③のボタンを押して、フィラメントを奥までグッと差し込みます。
しばらくすると、フィラメントを通してモータの振動が感じられるのでさらにグッと差し込みます。
するとウ○チみたいにフィラメントが出てきます。
印刷開始
セッティングはこれで以上です。あとは④のボタンを押して印刷が終わるまで待ちましょう。
と言いたいところですが、まだ気を抜いてはいけません。印刷が始まったら放出されたフィラメントの状態を確認しましょう。
以下が良い例とダメな例の比較画像です。
良い例は線がしっかりしているのに対し、ダメな例は波打っています。
これはレベリングが正しく行われていないことが原因です。
(つまり、ノズルとプラットフォームの間が開きすぎていることによるものです。)
その場合は④のボタンを押して停止して、再度レベリングから行ってください。
このまま停止せずに続行した場合、前衛アートが出来上がります。(それはそれでアリかも)
良い例の通りであればそのまま完成まで見守りましょう。
完成、そして伝説へ…
このまま問題なくいけば、下図のようにロケットが出来上がると思います。
どうでしたか?
人生で初めての3Dプリンターは?
わたしは1万円の 3Dプリンターがここまでできるのか〜と感動したことを覚えています。
(最初に印刷したこのロケットは今でも保管して、たまに眺めていますw)
操作に慣れたら、次は印刷したい 3Dデータをダウンロードして印刷してみましょう!