\大切な人への贈り物は BECOS(べコス) で/
こんにちは Jin(@Jin_talk38)です。
前回、ノズルのサイズを 0.2mm に変えた記事を書いたのですが、あまりの仕上がりの良さに今も 0.4mm に戻せずにいます。
線が細いので一層目の定着が難しいこともありますが、
仕上がりの良さですべて許せてしまいます。
今回は何について話すかと言うと、まずはこれを見てください。
そうです、石川五右衛門の斬鉄剣についてです!
(斬鉄剣ってなに? もしくは 斬鉄剣の凄さがわからない方はこちらの動画をご覧ください。)
斬鉄剣の素材って…
もうええがなっ!!
本題に入ります。
造形物の断層(この症状の正式名称ってなに?)について
ノズルを 0.2mm に変更して一発目の印刷でこんな感じになりました。
私なりにいろいろ検索してみたんですが、この症状の正式名称がわかりません。
(わかる人がいたら教えていただけると嬉しいです。)
なので、私は「断層」と勝手に名付けました。
この断層の原因について切り分けを行います。
原因の切り分け
しかし、発生しているのは一部の層だけでそれ以外の層はいたって正常なので考えられない。
スライサーのパラメータに影響しそうなところはなさそう。特定の層にだけ別の動きをする設定があるのか?
あったとしても私は設定変更した覚えはない。
この時点ではどちらも疑わしいところはなさそうです。たまたま発生したのか?
その結果、原因が特定できました。これを見てください。
どちらも同じところで断層がおきています。このことから私の推理が確信へと変わりました。
犯人は…
ドキドキ
G-code です!!
このような結論に至った理由は以下のとおりです。
- 3Dプリンターが原因だったとして、同じ箇所に断層が発生するのは確率的に考えられない。
- これまで 0.4mmのノズルでも船は印刷してきたが、Curaのパラメータを変更していない。
- パラメータを変更していない状況で 0.4mm でスライスした G-code では正常に印刷、0.2mm でスライスした G-code では断層がおきている。
解決方法
原因が G-code だと特定したので、私はダメ元で何も設定変更はせずに再度 Cura でスライスして印刷してみました。すると…
ご覧のとおり、正常に印刷されました。めでたし、めでたし。
やった〜!
でも、根本的な問題は解決してないんじゃない?
たしかに、設定変更していないにもかかわらず断層が発生する G-code と正常な G-code が作られたのか、謎は深まるばかりです。(Curaのバグ?)
まとめ
いかがだったでしょうか?
3Dプリンターを使っていると何かしらのトラブルに見舞われることがあります。
しかし、落ち着いて問題の切り分けを行うことで原因を特定することができます。
一度自分が行ったことを疑ってみるというのが大切ですね。では!
今回の記事を読んで 3Dプリンターをやってみたいと思ったあなた。思い切って一歩を踏み出してみませんか?
私のブログのコンセプトは「気になったことは、とりあえずやってみよう!」です。
踏み出したその先にあなたの求めているものがあるかもしれませんよ♪