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完全解剖! LABSLICER(EasyWare)のパラメータの謎に迫る

こんにちは Jin@Jin_talk38)です。

この世で一番「LABSLICER(EasyWare)」を理解している男です。

前回「LABSLICERの使い方」に続きLABSLICERの謎について解き明かしていきます。

LABSLICERでは以下の画像のとおり、印刷時の速度(精度)を選択することができます。

LABSLICER(EasyWare)のパラメータの設定画面の画像
Fast印刷速度は早い。ただし、完成時の精度は荒い。
Standard印刷速度はFastに比べて約1.2倍遅い。完成時の精度はやや荒い。
Optimize印刷速度はFastに比べて約3倍遅い。ただし、完成時の精度は高い。

通常はどれか一つを選択すればいいのですが、それでは仕上がりに満足しない欲張りさんがいるんですよぉ〜。

なぁ〜にぃ〜男はだまって「Custom」!

ということで、「Custom」を選択して各パラメータをいじることで精度を追い込めます。

また、印刷物のなかには「Custom」じゃないと印刷できないものもあります。(具体例は以降の記事で説明します。)

それではパラメータの解説を始めます。

もくじ

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Quality(仕上がりの質)

パラメータ名Standardの初期値説明
Layer thickness0.2 mm1ピッチの層の厚さ(0.2mmから0.1mmにすることで表面がなめらかになります。その分時間もかかります。)
Shell thickness1.2 mm印刷物の外郭の厚さ
Initial layer thickness0.3 mm印刷する第1層目の厚さ(Layer thicknessが薄い場合、プラットフォームからはがれる可能性が高いため1層目はLayer thicknessより厚くした方が良いです。)

Speed(ノズルの移動速度)

パラメータ名Standardの初期値説明
Print speed40 mm/s印刷する箇所の移動速度
Travel speed50 mm/s印刷しない箇所の移動速度
Bottom speed10 mm/s最底面の印刷速度(プラットフォームからはがれないように遅くしています。)
Infill speed40 mm/s印刷物の中身を印刷しているときの移動速度
Top/Bottom speed40 mm/s印刷物の上面と底面の印刷速度
Outer shell speed40 mm/s外郭の印刷速度
Inner shell speed40 mm/s内郭の印刷速度

Infill(充填方法)

パラメータ名Standardの初期値説明
Top thickness6 mm印刷物の上面の厚さ
Bottom thickness6 mm印刷物の底面の厚さ
Fill density15 %印刷物の中身の密度。100で完全に密封された状態、0が中空の状態(値が大きいほど耐久性は上がりますが、その分フィラメントを消費します。)

Support(サポート材)

パラメータ名Standardの初期値説明
Support typeEverywhereNone:サポート材なし
Touching buildplate:宙に浮いている印刷箇所の真下が印刷物と重なっていない場合にサポート材を適用します。
Everywhere:宙に浮いている印刷箇所の真下が印刷物と重なっているかの有無にかかわらずサポート材を適用します。
AdhesionRaftBrim(つば):印刷物がプラットフォームからはがれないように面積を大きくとるために印刷物のまわりに帽子のつばのように印刷します。
Raft(いかだ):印刷物がプラットフォームからはがれないように面積を大きくとるために印刷物の下に土台を印刷します。1層目の出来が一番良いです。
Skirt:フィラメントの出を確認するための慣らし印刷
Support angle60 °プラットフォームと印刷物の角度によってサポート材の適用を判断します。
Support amount15 %サポート材の密度
Distance X/Y0.7 mm印刷物とサポート材の距離 X/Y軸
Distance Z0.2 mm印刷物とサポート材の距離 Z軸

Temperature(温度)

パラメータ名Standardの初期値説明
Nozzle temperature180 ℃ノズルの温度 PLAの場合は 180〜220℃ で設定
Hotbed temperature0 ℃プラットフォームの温度(印刷物が冷えて反らないようにするための機能がある製品に有効な値。EasyThreed(LABIST) X1にはこの機能が無いため無効な値)

Brim(ブリム)

Adhesionで「Brim」を選択したときに有効なパラメータ

パラメータ名Standardの初期値説明
Brim line amount20 本印刷物のまわりにひくラインの本数

Raft(ラフト)

Adhesionで「Raft」を選択したときに有効なパラメータ

パラメータ名Standardの初期値説明
Extra margin5 mm印刷物のまわりを設定した幅で印刷
Line spacing3 mmラフトの一番下に引かれる線と線の間隔
Base thickness0.3 mmラフトの一番下の層の厚み
Base line width1 mmラフトの一番下に引かれる線の太さ
Interface thickness0.27 mmラフトの中間層の厚み
Interface line width0.4 mmラフトの中間層に引かれる線と線の間隔
Air gap0.1 mmラフト最上面と印刷物の底面との間隔
First layer air gap0.22 mmラフト最上面と印刷物の底面との間に引かれる線の太さ
Surface layers2 層ラフト最上面の積層数
Surface layer thickness0.27 mmラフト最上面の層の厚み
Surface layer line0.4 mmラフト最上面に引かれる線と線の間隔

Retraction(フィラメントの引き戻し:垂れ防止)

パラメータ名Standardの初期値説明
Allowed rollback有効トラベル時にフィラメントの垂れを防止する引き戻す動き(リトラクション)を有効にする。
Rollback speed50 mm/s引き戻し、押し出しの速度。
速くした場合、フィラメントが垂れにくくできるがフィラメントがエクストルーダーのギアで削られて切断の可能性が高くなる。
遅くした場合、フィラメントが垂れやすくなるがギアが与えるダメージを低くできる。
Backoff distance4 mmリトラクションでフィラメントを引き戻す長さ。
長めに引き戻せばフィラメントが垂れにくくできるが、フィラメントに対してエクストルーダーのギアで削られて切断の可能性が高くなる。
Material flow rate100 %フィラメントの吐出量の補正値
Are outlines printed before filling in無効最初にアウトラインを印刷してから塗りつぶす(意味不明…)

まとめ

ふ〜疲れた…。 たくさんのパラメータを解説しましたが、実際に使うのは    で引いたパラメータだけです。あとは初期値のままでいいです。

それでは、充実した 3DPL(3Dプリンターライフ)をお過ごしください。

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