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【徹底比較】Voxelab Aquila と EasyThreed X1 初心者におすすめの3Dプリンターはどっち

こんにちは Jin@Jin_talk38)です。

今回は、私が愛用している3Dプリンター「Voxelab Aquila」と「EasyThreed x1」の2台を比較して初心者におすすめなプリンターを紹介します。

Voxelab Aquila と EasyThreed x1 が並んでいる画像

※品切れの場合、次におすすめなのは「X2」です。

流石に今ではこの機種は古いので、現時点でのおすすめの機種はこちらの記事を参考にしてください。

どっちも我が子のようなものだから、
両方おすすめしたいんだけど、だめ?

ダメ!

もくじ

ブログ主が3Dプリンターで究極のコンパクト財布を作っちゃいました。

収納力と使い勝手を両立した最高の一品となっております。

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私のおすすめはこれ!

今の価格差と機能と性能を総合的に比較した結果、私は Voxelab Aquila をおすすめします!

ごめん・・・、x1

ええんやで。

では、なぜこのような結論に至ったのかを比較した内容をもとに解説します。

比較

EasyThreed x1Voxelab Aquila
価格(2021年9月18日現在)¥12,800¥20,099 
サイズ(縦x横x高さ)21 x 30 x 25cm52 x 48 x 63
造形サイズ(縦x横x高さ)10 x 10 x 10cm22 x 22 x 25cm
組み立てやすさ
操作のしやすさ
対応しているフィラメントPLAPLA / ABS / PETG
ヒートベッド
造形の精度普通高い
拡張性低い高い
赤文字の方が優れている

価格

2台の比較で言えば x1 の方が安いんですが、 時系列で比較すると私が購入したときよりも 2,000円 値上がりしています。

私が購入したときは 10,800円(2020年8月25日 時点) でした。

これが 1万円のままであれば推せたんですが、今の x1Aquila の価格差は 約7,300円 です。

機能と性能を総合的に見た場合、圧倒的に Aquila の方がコストパフォーマンスが高いんです。

サイズ

最初の画像を見ていただくと分かるとおり、圧倒的に Aquila の方が大きいです。

なので、場所が確保できない人にとってはコンパクトさで勝る x1 ですね。

造形サイズ

本体のサイズと造形サイズは比例するので Aquilax1 のプラットフォームの倍近く大きいです。

大は小を制するということで Aquila に軍配があがります。

しかし、意外と大抵のものは 10cm四方 に収まるものです。

印刷するものがそんなに大きくなければ x1 でも良いかもしれませんね。

参考までにこれまで x1 で印刷してきた 3Dモデルをご覧ください。

組み立てやすさ

組み立てやすさは断然 x1 です。10分あれば組み立てられます。

それに比べて Aquila の方は部品が多いので大体1時間ぐらいはかかります。

操作のしやすさ

初心者にとって操作のしやすさは x1 ですね。ボタンが4つしかないので悩む必要がありません。

レベリングして、印刷実行ボタン(④)を押すだけです。

EasyThreed(LABISTS)X1 のコントロールボックス

それに比べて Aquila は選択肢が多いので初心者は迷うことが多いかと思います。

(どれだけ多いのかは以下の記事をご覧ください。)

しかし、選択肢が多いということはできることが多いということにもなるので、慣れるとこちらの方が使い勝手が良くなります。

対応しているフィラメント

こちらはサポートしているフィラメントが多い Aquila の勝ちといいたいところですが、公式がそう言っているだけで実際はどちらも差異はありません。

やろうと思えばどちらも同じ種類のフィラメントが使えます。

むしろ、フィラメントの送り出しがダイレクト式の x1 の方が TPU が使えるので勝っているかな。

(フィラメントの送り出しには ダイレクト式とボーデン式 があります。くわしくはこちらの記事をご覧ください。)

なお、Aquila も手を加えれば ダイレクト式にすることができるので この勝負は引き分けです。

ヒートベッド

これはプラットフォームを熱して印刷中に印刷物が冷えて反ってしまうのを防ぐための機能です。

また、ガラスベッドを併用した場合には印刷中の熱い間は定着して、印刷が終わって冷めると剥がしやすいという優れた面も享受することができます。

Aquila は両方備えています。非常に便利でこれ無しのプリンターを使うのは今では考えられません。

x1 のときはプラットフォームに両面テープを貼ってましたが後始末が少し面倒でした。

造形の精度

これは段違いで Aquila の勝ちです。こちらの画像をご覧ください。

EasyThreed(LABISTS)X1 で印刷した船の底面の画像
x1
Voxelab Aquilaで印刷した船の底面の画像
Aquila

x1 の船は字が認識できないのに対し、Aquila はハッキリと認識できます。

(プラットフォームがガラスベッドなので底面がキレイということもあります。)

x1 で印刷した船の煙突の画像
x1
Voxelab Aquilaで印刷した船の上面の画像
Aquila

x1 の煙突が少し角ばっているのに対し、Aquila はちゃんと円になっています。

x1 で印刷した船の側面の画像
x1
Voxelab Aquilaで印刷した船の左前面の画像
Aquila

x1 は1万円の3Dプリンターとしてはかなり頑張っています。全体を見ても破綻しているところはありません。

しかし、Aquila と比べると細かいところの仕上がりが違います。

興味があればこちらもご覧ください。

拡張性

こちらも断然、Aquila の勝ちです。

x1 はアップグレードしたり、改造するためのパーツは市販されていません。

(改造している人は大体が DIY です。)

Aquila も同様で Aquila用として市販されている改造用のパーツはありません。

しかし、Aquila は Ender-3 系と仕様が似ているため、Ender-3 系のパーツが流用できます。

アマゾンなどで「Ender3 パーツ」で検索するとたくさん出てきます。

(ただし、すべてが Aquila に適用できるとは限らないので見極めが必要です。)

まとめ

いかがだったでしょうか?

私が2台を所持していて得た経験から、今回は 「Voxelab Aquila」をおすすめしました。

また、上記以外におすすめする理由は、本ブログにおいて Aquila を初心者でも使えるようにするための記事を揃えているからです。

(それらの記事がなければ x1 をおすすめしたかもしれません。)

自画自賛かよ…

えっへん!

じゃ、x1 はもうおすすめできないの…?

まぁ、この条件を満たしているなら
おすすめしてやらないことはないかな・・・

  • 置き場所が広く確保できない。
  • とりあえず3Dプリンターに触れてみたい。(それほど本気ではない。)
  • 少しでも安いほうがいい。

私は個人的に x1 が最初の 3Dプリンター で良かったなと思っています。

気軽に 3Dプリンター の門戸を開いてくれて、私に 3Dプリンター のいろはを教えてくれました。

ありがとう! x1

こちらこそ。ありがとうやで!

今回は以上になります。ここで紹介した以外にも 3Dプリンター はたくさんあるのであなたに適した1台が見つかるといいですね。では!

【私がイチオシの2万円台の最高の3Dプリンター】

※品切れの場合、次におすすめなのは「X2」です。

流石に今ではこの機種は古いので、現時点でのおすすめの機種はこちらの記事を参考にしてください。

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