\大切な人への贈り物は BECOS(べコス) で/
こんにちは Jin(@Jin_talk38)です。
前回は TPUでスマホポーチを作成しました。
私は記事の内容よりベルトをアレンジしたものを実際に使っています。(いい感じでしょ?)
TPUは柔軟性があるので、小物を作るにはうってつけの素材ですね。
そんな TPUの特性を活かして今回作るものは スマートフォンのケースです。
別にスマホケースなんて売ってるもの買えばいいじゃん!
メジャーなものはそれでもいいけど、
マイナーなスマホだとそうはいかないからねぇ。
じゃあどのスマホのケース作るのよ?
iPhone13 Pro Max !
めっちゃ、メジャーやん!
というわけで、縁が角張った方が作りやすいであろうということで iPhone 13 を選びました。
計測
はじめに iPhoneを計測する必要があるのですが、私は iPhoneを持っていません。
なので、ここから 3Dモデルをダウンロードして印刷をしました。
おおまかな寸法はここで確認します。
それ以外は、ノギスで以下の通り計測します。
【私が使用しているノギス】
背面
- カメラ部分の大きさ(赤・緑の線)
- カメラ部分の位置(白の線)
- 角のR(半径:約12mm)
側面右(画面を正面として)
側面左
側面下
3Dモデル 作成
計測をふまえて作成しました。
印刷したものがこれになります。
検証
収まり具合
いい感じに収まっています。
背面
カメラ部分の穴もいい感じですね。
側面右(画面を正面として)
こっちはちょっとずれてますね。
側面左
これはけっこうずれてますね。
側面下
1回目の印刷は問題点を洗い出すためのものです。
こんなもんだと割り切りましょう。
大切なのはどう修正していくかです。
3Dモデル 修正
修正した 3Dモデルは以下のとおりです。
修正内容は以下のとおりです。
- 各側面の穴の位置
- 各側面の穴を内側から外側に広がるように切り取った
- 縁にフィレット(丸み)を入れた
印刷したものがこちらです。
検証 2回目
収まり具合
ここは最初と変わらないので問題なしです。
背面
こちらも問題なしです。カメラの厚みに合わせて作っているのでカメラも飛び出ていません。
側面右(画面を正面として)
いい感じに収まっていますね。
側面左
こちらもいい感じに収まっています。
側面下
穴の大きさは変わっていませんが、内側から外側に広がるように変更しただけで大きくなったように感じます。
パーフェクト!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回も 3Dプリンターの可能性に感銘を受けたのではないのでしょうか。
ケースの基本部分はできたので、さらにアレンジしたい場合は背面にカードを入れるポケットを作ってもいいかもしれませんね。
3Dプリンターさえあれば、自分の欲しいものを自分の好みに合わせて作ることができます。
私の人生において、もうスマホケースは買うものではなく作るものになりました。
これからの時代は、出来上がったものをただ消費するのではなく、必要なものを自分で生産する時代になっていくんでしょうね。
今回作成した 3Dモデルのデータを添付しますので Fusion360 をご利用の方は自由に編集してください。
また、Fusion360 を使うのが難しい方は STLファイル も同梱しているのでスライスしてお使いください。
もし興味があればこれまで作った 3Dモデルもご覧ください。
今回の記事を読んで 3Dプリンターをやってみたいと思ったあなた。思い切って一歩を踏み出してみませんか?
私のブログのコンセプトは「気になったことは、とりあえずやってみよう!」です。
踏み出したその先にあなたの求めているものがあるかもしれませんよ♪
【私が愛用している 3Dプリンター】
※品切れの場合、次におすすめなのは「X2」です。
流石に今ではこの機種は古いので、現時点でのおすすめの機種はこちらの記事を参考にしてください。