究極のコンパクト財布「zenico(ゼニコ)」登場!

【3Dモデル】Voxelab Aquila のデュアルファンノズルカバーはいかが?

こんにちは Jin@Jin_talk38)です。

前回はノズルカバーのファン交換に関する記事を書きました。

作業自体は30分程度で終わるものですが、交換に必要なものを準備するのに 5日ほどかかってしまいました。

なにを準備するのに時間かかったん?

ノズルカバー…

なんで準備するのに時間かかったん?

今回はそれを語ろうと思います。

もくじ

ブログ主が3Dプリンターで究極のコンパクト財布を作っちゃいました。

収納力と使い勝手を両立した最高の一品となっております。

販売しておりますので興味のある方はこちらのボタンからどうぞ!

事の発端はこれです。

Aquila 用のブロワーファンが2つ取り付けられるノズルカバーを検索していたところ、これが該当したので作業に必要なものが揃う前に先に印刷してウキウキして待っていました。

そして、作業に必要なものが全て揃ったので満を持して「いざ出陣!」ってなったんですが…。

「ん?」「どした?」「まあまあ、落ち着いてやれば」「ん?」「くぁwせdrftgyふじこlp

本体にハマらんがな!

なにをどうやっても本体につけることができませんでした。

そして、呼吸を整えて確認したところ原因がわかりました。

今まで使っていたノズルカバーと新しく印刷したカバーを比較したところ、以下のことがわかりました。

印刷したノズルカバーが合わない理由を説明している画像1

本体側も見てみましょう。

印刷したノズルカバーが合わない理由を説明している画像2

本当にこれ Aquila用なのかぁ?
あ〜ん?

いやいや、疑っちゃいけない。私だけが装着できていない可能性もあるので、コメント欄を確認することにしました。

やはり、同じものを印刷した方も装着できていないようです。

Thingiverse でコメントしている内容を表示している画像
引用元:Thingiverse

製作者さんが言うには、

自分の初期のAquilaには合っているし、
Voxelab が仕様を変更したんじゃないの〜。
必要な情報を提供してくれたら直すよ。

欲しい!そのメンタルの強さ。

仕方がないので自分で作ることにしました。フ〜。

どこかにCADデータがあればいいのですが、見つけられなかったので印刷したものをノギスで計測祭りです。

【私が使用しているノギス】

まずは、穴の位置とノズルまわりのネジとの干渉具合を確認するためにハリボテのモデルを印刷して設置します。

Fusion360で作成したハリボテのノズルカバーのモデルの画像
ハリボテのノズルカバーを本体に取り付けている画像

ある程度の目処がついたのでこれに肉付けしていきます。

動画では、たった20秒で完成するのですが実際には試行錯誤しながら 5日かかっています…。

モデリングして印刷して、設置して微調整、モデリングして印刷して、設置して微調整、…以下ループ

(1回の印刷に8時間かかります。)

そんなこんなで、完成するまでに供物となった屍たちです。

完成形ができるまで失敗したノズルカバーを並べた画像
完成品をあわせて計6個(48時間!)

そして、ついに辿り着きました。

(以下のリンクからノズルカバーをダウンロードして印刷してください。)

完成品を取り付けた状況がこちらです。

デュアルファンノズルカバーを本体に取り付けた画像

頑張ったのはわかるけど、交換して効果はあったの?

バッチリ!

交換後の効果を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はまさか自分がノズルカバーを作る側になるとは思っていませんでした。

私の Fusion 360 に関する技術的な実力は初心者に毛が生えた程度です。(謙遜じゃないですよ。)

しかし、今持っている技術を駆使して時間をかければ効率が悪くてもできることがわかりました。

これは私にとって大きな自信になりました。そして、さらに忍耐力が鍛えられたと思います。

(忍耐力を鍛えたい人は 3Dプリンターをすることをオススメします♪)

大切なのは技術ではないですよ。やると決めたら最後までやる意志です。では!

今回の記事を読んで 3Dプリンターをやってみたいと思ったあなた。思い切って一歩を踏み出してみませんか?

私のブログのコンセプトは「気になったことは、とりあえずやってみよう!」です。

踏み出したその先にあなたの求めているものがあるかもしれませんよ♪

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