\大切な人への贈り物は BECOS(べコス) で/
こんにちは Jin(@Jin_talk38)です。
ついに到達しました!
急にどうした…?
ですよね。
まぁこれを見てみて。
※クリックすると拡大します。
糸引きもなく、オーバーハング、ブリッジ形状も底面の文字もしっかり印刷できています。
細かい部分の描写もなかなかのものです。
(0.4mmのノズルを使ったのですが、何も言わなければ0.2mmのノズルと信じそうなくらい。)
ことあるごとに印刷されるベンチマークの船ですが、ほぼ完璧に印刷できています。
何をしたらそんなにキレイに印刷できるの?
それでは、ご案内いたしましょう。
やるべきこと
以前に書いた記事ですが、これをやるだけです。
ほんとにこれだけ?
ほんとにこれだけ。
5つを全てやることが望ましいですが、その中でもキレイに印刷することに直結して必要なことは以下の2つだけです。
ハードウェア側の改造
絶対にやるべきなのはファンの交換(厳密には追加)です。冷却性能が高まることで印刷にメリハリがでてきます。
(オーバーハングやブリッジ形状がカチッと印刷できるようになります。)
Voxelab Aquila は基本性能が高いのでこれだけやれば他の改造はいりません。
(社外のホットエンドとか高価なノズルに交換なんてお金の無駄です。)
ソフトウェア側の改造
カスタムファームウェアをインストールすることです。
マニュアルメッシュベッドレベリングができるようになるのでキレイな線が引けるようになります。
糸引き対策
印刷をしているとしばしば見られる糸引きですが、これにはいくつかの原因があります。
フィラメントの素材や湿気の含み具合とかスライサー(私はCuraを使っています。)の設定などです。
私は以下の動画を見て実行してみたら、見事に糸引きが減少しました。
何をしたかというと以下の2点です。
- ノズルの温度を下げた。(PLA:200℃ → 180℃)
- ノズルの移動速度を速くした。(150mm/s → 200mm/s)
リトラクト(引き戻し)の設定はあまり効果がないようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
3Dプリンターを最適化するのに必要なことって意外と少ないことがわかったんじゃないでしょうか。
(プリンターによって違うとは思いますが、それだけで済む Aquilaの基本性能の高さがスゴイのかも)
※品切れの場合、次におすすめなのは「X2」です。
流石に今ではこの機種は古いので、現時点でのおすすめの機種はこちらの記事を参考にしてください。
他のサイトやYouTubeを見ていると、スゴイことやっているなというぐらいゴリゴリに改造している3Dプリンターを見かけることがあります。
それはそれで良いんです。3Dプリンターの楽しみ方って人それぞれですからね。
3Dプリンターの改造って楽しいですもん。わかります、私も好きなので。
でももうこれ以上、改良する点が思いつかないので寂しいですが改造は卒業です。
これからは Fusion 360 を極めて自分のアイデアを自分の思う通りに形にできるように力を注いでいきます。では!
今回の記事を読んで 3Dプリンターをやってみたいと思ったあなた。思い切って一歩を踏み出してみませんか?
私のブログのコンセプトは「気になったことは、とりあえずやってみよう!」です。
踏み出したその先にあなたの求めているものがあるかもしれませんよ♪