究極のコンパクト財布「zenico(ゼニコ)」登場!

【3Dモデル】奥さんの要望にも応えます。スポンジホルダーはいかが?

こんにちは Jin@Jin_talk38)です。

モノづくりは好きなんですが、最近は作るネタが枯渇気味です。

なので、愛する妻に何か作って欲しいものがあるか聞いてみたところ、スポンジーホルダー(スポンジ置き、スポンジラック)を作って欲しいとのこと。

要望は以下のとおりです。

  • 縦置きができるようにして欲しい。
  • スポンジを使い分けたいので2つ欲しい。
かっこいい〜

まぁ今の私なら朝飯前のものですがね。

…だと思ったのですが、ユーザーは私の想定を超えてきますね。

今回は、ユーザー目線で物を作ることの大切さを知ったお話をします。

もくじ

ブログ主が3Dプリンターで究極のコンパクト財布を作っちゃいました。

収納力と使い勝手を両立した最高の一品となっております。

販売しておりますので興味のある方はこちらのボタンからどうぞ!

3Dモデル作成

今回は内容がカンタンなので一発で決めてやりますよ。

私のブログでは Fusion360 の細かい使い方は解説しません。
記事(【クロマニョン人でもできる】 Fusion360 で 3Dモデルを作る方法)の内容をある程度こなしていることを前提にお話することをご了承ください。
(作成した 3Dモデルのデータを下の方に用意しています。)

Fusion360で作成したスポンジーホルダーのモデルの画像1
Fusion360で作成したスポンジーホルダーのモデルの画像2

吸盤で止めるタイプにして、スポンジを縦に置くので受けを縦に長くしました。

本当になんの変哲も無いスポンジホルダーができあがりです。

完成

早速印刷して、妻に無事に納品しました。

印刷したスポンジーホルダーにスポンジを置いている画像

めでたし、めでたし。

となるつもりでしたが、数時間後・・・

Jin、ちょっときて〜!

ん?どした。

呼ばれて行ってみると、こんな感じになっていました。

熱湯で歪んだスポンジホルダーの画像
メメタァ

な、なぜ…

理由を聞いてみると、熱湯をかけたら曲がったそうです。

私は妻に「なんで熱湯かけたん?」って聞いたら、いつも食器を洗い終わったら熱湯消毒するためにスポンジにかけるとのこと。

(そりゃ曲がるわな〜。)

3Dプリンターをやっている人にはあるあるですが、PLAは熱に弱いです。(60℃位で変形します。)

そこで、熱に弱いことを知りつつも変形しにくい工夫をすることにしました。

3Dモデル 修正

素材をPLAから耐熱性の高いものに変えるという手もありますが、私はPLAとTPU以外の素材には興味がありません。

(クセがなく3Dプリンター側で印刷速度を切り替えるだけで使い分けることができるから。)

素材の弱点を知り、それを補う形状にするために考えるのも一興じゃないですか。

やることはいたってカンタンです。表面にリブ(補強)をつけるだけです。

修正したスポンジホルダーのモデルの画像1
修正したスポンジホルダーのモデルの画像2

3Dプリンターをお持ちで興味のある方は STLファイルをダウンロードして印刷してみてください。

完成 2回目

これでうまくいったらいいなと祈りつつ印刷しました。

修正して印刷したスポンジーホルダーの画像

そして、早速使ってもらったところ妻からは合格をいただきました。

よくやった俺!

まとめ

いかがだったでしょうか?

ユーザーというものは常に製作者の想定を超えた使い方をするものです。

そういうことにもしっかりと対応することで良いモノができていくんでしょうね。

今回は自分の中ではカンタンに済むと思っていたことがユーザーを介することで盲点に気づくことができました。

やっぱり3Dプリンターって楽しいですね。自分で作りたいって思ったことがすぐに形にできるんですから。それでは!

もし興味があればこれまで作った 3Dモデルもご覧ください。

今回の記事を読んで 3Dプリンターをやってみたいと思ったあなた。思い切って一歩を踏み出してみませんか?

私のブログのコンセプトは「気になったことは、とりあえずやってみよう!」です。

踏み出したその先にあなたの求めているものがあるかもしれませんよ♪

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