\大切な人への贈り物は BECOS(べコス) で/
こんにちは Jin(@Jin_talk38)です。
我が家には Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) があるんですが、このご時世なので家にこもりきりの日には家族ともども大変お世話になっております。
そんな大活躍の Switch ですが、あなたはゲームをプレイするときコントローラは何をお使いですか?
私は始めは Joy-Con(ジョイコン)で遊んでいましたが、長時間遊んでいると手が痛くなっちゃうのでプロコンを買い快適に遊んでいました。
そして、長い間使用しているうちに左スティックの上方向が効かなくなったので、どうしたものかと考えた挙げ句、「純正のプロコンは高いっ!」ということになり互換性のある廉価版の以下のコントロールを購入しました。
(のちに左スティックが効かない問題は接点復活剤の存在を知り解決しました。)
しかし、そんなコントローラーも純正ほどの耐久性は無く、ZRボタンが壊れてしまい押せなくなってしまいました。
(色んな接着剤を試しましたがダメでした…。)
神よ!なぜ私にこのような試練を与えるのですか。
その当時、私は1台目の3Dプリンター(EasyThreed x1)を購入したばかりで3DCADソフト(Fusion360)の扱いもままならない状況でした。
息子にはいつか直すからねと約束はしたものの、1年も放置してしまい「申し訳ないな〜。」と思っていました。
が、しかし・・・時を経て成長をした私はこの問題に取り掛かることを決意しました!
今回は、私の成長の物語をご覧ください。
計測
まずは壊れていない方のZLボタンを計測します。
【私が使用しているノギス】
なんで、ZRじゃなくてZLなの?
壊れたものだと必要な部分の数値が計測できないので、始めはZLボタンを作成するための計測をします。
3Dモデル作成
今回の3Dモデルを作成する上でのポイントは、この複雑な曲面をどうするかにかかっています。
過去の私が作れなかった大きな原因は、「サーフェス」の知識が無かったからです。
今回のような複雑な曲面を持った造形物を作成するには必須の概念です。それまでの私は「ソリッド」だけでなんとかしようとして断念してしまいました。
「サーフェス? ソリッドってなに?」という方は以下のサイトをご覧ください。
(私ではうまく説明できないので。)
そして、なんやかんやで作成することができました。(色んな角度から観察するのが大事です。)
(以下のリンクからSTLファイルをダウンロードして印刷してください。)
あれ? 今回作るのってZRボタンじゃなかったっけ。
はい、今回の目的はZRボタンです。
なので、Curaで左右を反転して印刷してください。(Curaの使い方については以下の記事を参考にしてください。)
完成
こんな感じでできあがりました。
まったく同じではないけど、かなりいい感じじゃない?
それでは実際に取り付けてみます。(上では比較しやすいように明るい色で印刷しています。)
押し心地もバッチリ!
まとめ
1年越しに子供との約束を果たした父の成長物語はいかがだったでしょうか?
私が3Dプリンターを始めたのが 2020年の8月でした。それから1年4ヶ月が経ちました。
最初は誰かが作った3Dデータを印刷して楽しむだけでしたが、何もわからない状態からFusion360を独学して、トライアンドエラーを繰り返していき、いつしかある程度のものが自分で作れるようになりました。
(これまで作ったものに興味があればこちらをご覧ください。)
40代のおっさんの私ができるんだから、この記事を見ているあなただったらもっと簡単にできますよ。
(ちなみに私が Fusion360 を使い始めたきっかけを知りたい方は以下の記事をご覧ください。)
3Dプリンターには本当に感謝しています。
今までだったら一部が壊れて泣く泣く捨てていたものが捨てずに復活させることができるようになりましたからね。
(たとえ安いものでも捨てるのはツライですもんね。)
そろそろ息子とデュオでAPEX(ぜんぜん勝てないけど楽しい)やろうかな。では!
もし興味があればこれまで作った 3Dモデルもご覧ください。
今回の記事を読んで 3Dプリンターをやってみたいと思ったあなた。思い切って一歩を踏み出してみませんか?
私のブログのコンセプトは「気になったことは、とりあえずやってみよう!」です。
踏み出したその先にあなたの求めているものがあるかもしれませんよ♪
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